毎日何かと忙しい学生のなかには、勉強とプライベートを両立させるために「お金を稼ぎたい」と考える人も多いです。バイトの経験は就職をしてから役立つケースもあるため、どのようなバイトを選ぶのかしっかり吟味したいところ。

一口にバイトといっても、さまざまな職種がありますが、人と関わり合うことが好きだったりコミュニケーションを取ることが得意だったりする人のなかには、営業に関するバイトがしたいと考える人もいるのではないでしょうか。今回は、学生が営業バイトに就くメリットについて紹介します。

営業バイトってどんな職種?

営業のバイトにはさまざまなものがあります。具体的な例を挙げると、新聞社やコールセンター、インターン、不動産会社などです。
新聞社の営業は、広告主や広告会社に対し、新聞の広告スペースを提案するなどの仕事を行います。コールセンタースタッフは、電話を通じて商品を紹介したり、販売した商品に関する問い合わせを受け付けたりして営業を行うバイトです。インターンとは、学生が将来のキャリアや夢を実現するために、一定の期間会社で勤めることを指します。ちなみに、インターンとはインターンシップの略称です。インターンには、実際に興味がある職場で学生が働くことでミスマッチを無くし、就職後の離職率を低下させる効果もあるとされています。不動産の営業は、土地や物件を顧客におすすめする仕事がメインです。

具体的な仕事内容は?

営業バイトの具体的な仕事内容は、一般的な営業の仕事とあまり違いはありません。企業で取り扱っている商材を、クライアントに売るために優れた点をアピールします。営業を行うための手法はさまざまですが、直接企業に行ったり電話で商材の説明をしたりなどの方法が代表的です。
不動産の営業などは現場での経験は重要であり、学生バイトの募集は少ない傾向にあります。また、営業バイトに挑戦する前には、仕事の内容と自分が持っている性質はマッチしているのか否かを考えましょう。
営業の仕事を行ううえで必要なのが、ある程度のコミュニケーション能力の高さです。社会人経験が少ないことを考慮すると、営業バイトを始める際、コミュニケーション能力がずば抜けて高い必要はありません。しかし、人と関わることが苦手な人は続けていくことが心身の負担になる場合も考えられます。

学生が営業バイトをするメリット

学生のうちに営業に関するバイトをするメリットは、大きく分けて3つあります。
まず1つ目のメリットとして挙げられるのが「時給が高いこと」です。事務や軽作業などのバイトよりも、人と接する営業のバイトは時給が高い傾向にあります。2つ目のメリットとして挙げられるのが、「インセンティブがあること」です。営業のバイトは、自身が上げる業績に応じてインセンティブが付くケースが多いのです。基本的な時給が高いことと相まって、給料は高額になりやすい傾向にあります。また、自分の頑張りが給料として目に見える形で反映されるため、モチベーションが低下しにくいといえます。
学生が営業バイトをする3つ目のメリットとして挙げられるのが「学生のうちから営業の経験を積める」という点です。コミュニケーション能力の高さや社会人経験の有無は、営業の業績に影響を与えやすいといえます。就職をする前に営業の仕事に携わることで、営業に関するスキルだけではなく、社会人としての最低限のマナーや身の振り方について学習でき、将来に活かせます。

がっつり稼ぎたいなら営業バイトをしよう

勉強とプライベートを両立させるためには、ある程度のお金が必要です。学生であってもしっかり稼ぎたいという人は、営業バイトを選ぶのが良いでしょう。基本給が高いことに加え、インセンティブがつくケースも多く、高い収入が得やすいです。また、営業のバイトで身に付けたコミュニケーションスキルは、将来的にどの職種に就いても役立ちます。メリットが多い営業バイトに挑戦し、学生生活をより有意義なものにしましょう。